暮らしを灯す、小さな炎
シュッという音と、かすかな火花。
その瞬間に広がる、ゆらめく炎。
一本のマッチに小さな火が宿る、一瞬の静けさ。
大正12年、私たちは姫路の小さな工場でマッチづくりをはじめました。
原点である「ブランドマッチ」の意匠を受け継ぎ、
いまの暮らしに寄り添う姿として生まれたのが「ブルーラベル」です。
マッチは、火を灯すためのもっともシンプルな道具。
余計な燃料も器具も要らず、使い終えても環境にやさしい。
けれどもいま、マッチは少しずつ日常の風景から姿を消しつつあります。
兵庫県の播磨地域は、昔からマッチの生産地として栄えてきました。
しかし現在、原材料の仕入れから頭薬の付与、仕上げにいたるまで、
マッチの生産を一貫して行っているのは、日本でわずか二社だけ。
日東社は、百年の歩みで培ってきた知恵と技術を見つめ直し、
いまの時代にふさわしいマッチのあり方を考えました。
ブルー&ホワイトに統一されたデザイン。
軸木も藍色に染め上げ、火を灯す瞬間を特別なひとときに変える。
その小さなマッチ箱には、百年の想いが封じ込められています。
温故知新の精神から生まれた、現代のクラシックマッチ。
小さな炎が、あなたの暮らしにそっと灯りを添えます。
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